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■ ニットの縫い合わせには、2本針4本糸ロックを

ニットでは、布の伸縮に対応できる縫い目でなければ、ちょっと引っ張るだけで糸が切れたり、編み地を破いてしまいます。

レジロン糸やウーリー糸など、伸縮性のある糸を使う方法もあります。 それでも、レジロンの伸縮率も限られていますし、ウーリー糸を針糸に使用するためには、特殊な針を利用できるミシンでなければ目飛びします。

家庭用ミシンでも、伸縮縫い機能を使えば縫い合わせができますが、差動送りがありませんので、 伸縮する糸を使用するとしても、仕上がりに限界があります。

ロックミシンの縫い目は、ニット地と同様に編み目ですから、縫い合わせに使えれば、縁かがりと同時にできて便利な事は間違いありません。

では、何本糸のロックミシンがニットの縫い合わせに利用できるのでしょうか?

1本針3本糸差動送り付のロックミシンでも、縫えなくはありません。
実際、薄地の伸縮性の高いニット(例えば、ランニングなどの下着類)に使用されています。 しかし、伸縮する縫い目と言うことは、糸が完全に締まっていないということですから、アウターで着用するようなニットでは縫い合わせ強度が確保できません。 縫い合わせを横に開くと隙間ができてしまいます。

2本針4本糸ロックの縫い目 そこで、2本の針糸を使用することで、縫い合わせの外側になる左針糸のゆるみを、右針糸によって最小限に抑えるのが、2本針4本糸ロックです。 それでも、伸縮性も保った縫い目なのが特徴です。 ニットの縫い合わせのためのミシンが、2本針4本糸ロックなのです。 一般的なTシャツを裏返してみると、脇合わせや袖ぐりなど、ほとんどが2本針4本糸ロックで縫い合わせていることがわかります。

伸縮性のない布では、糸締まり強度を確保できませんので、 「どんな布でも、縫い合わせと縁かがりが同時にできるミシン」ではないのでお間違えのないように。


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