◆ 多彩なステッチ


・チェーンステッチ
二重環縫いと呼ばれる、表から見ると本縫い、裏から見ると鎖状の伸びに強いステッチ。
表にカバーステッチの飾りを見せたい場合の、地縫い代わりにも使えます。
・カバーステッチ
袖や裾上げ工程に幅広く利用できます。
・トリプルカバーステッチ
中央の針を中央のガイド代わりに使用すれば、飾り縫いにも便利。
◆ 空環がでるので、糸絡みを軽減
BL72Sから、縫い目長さ最大の時に、空環(布を挟まない糸だけの縫い目)を形成できるようになりました。 誤って布が無いところでミシンを動かしてしまい、糸が絡むトラブルを軽減します。
◆ 柔らかい縫い上がりに加え、目飛びトラブルも低減
針板、針穴周辺の爪形状に工夫を施し、風合いの良い柔らかい縫い目を実現しています。 針棒天秤にも工夫を凝らし、目飛び率も低くなりました。
◆ 押え上げレバー連動式送り歯ドロップフィールド
押え金を上げると送り歯も下がる機能で、上昇量を確保。
加えて針糸の糸調子皿が浮く設計で、糸通しもスムーズ。
ルーパー糸はもちろんエアスルー(自動エア糸通し)。
全て独立・手動で糸調子を取れるようにし、針板の厚みや爪の形状などの工夫され、縫工房より縫い目が柔らかい印象です。
しかし、この手のミシンでは、どうしても目飛びが心配になります。縫い目長さ4mm以下では、目飛びの危険性を完全に防ぐことはできません。
加えて、裾処理には十分ですが、懐が右針から3cmと狭いことで、布の中央付近は縫いにくいです。
布地が押さえづらい段差などは得意ではありませんので、糸調子や縫製工程を工夫するのが良いでしょう。
そして、今回のBL72Sから、BL75同様、空環が縫えるようになりました(縫い目長さ最大の時のみ。BL71は不可)。 空環の生成のため、針板が厚くなり、ミシンベッドに対して上昇し、押え金や送り歯など、関連する部品が切り替わっています。 そこで付属のガイド定規は、スペーサーを敷いて取り付けることになりました。
機械調整と共に難しい縫い目を構成するミシンで、工業用なら50万以上のミシンがこの価格ですし、限界もあります。 定規類の取付などでは、従来よりも少し手間が増えました。
それでも、シン全体では扱いやすく改善され、ホームソーイングとしては十分な充実度と、縫製パターンのバリエーションを増やしてくれる逸品です。
BL72Sなら、工業用メリヤスカノコバインダーを使用した縫製にも最適です。
| 縫い形式 | 1本針2本糸チェーンステッチ、 2本針3本糸カバーステッチ、 3本針4本糸カバーステッチ |
| カバーステッチ幅 | 6mm / 3mm |
| 縫い目長さ | 1〜4mm |
| 差動比 | 1 : 0.6 〜 1 : 2 |
| 押え上昇量 | 4.5mm |
| 縫い速度 | 1500針/分 |
| 使用針 | シュメッツ EL×705CF #80 / #12、#90 / #14 オルガン EL×705 #11、12、#14 |
| 使用糸本数 | 4本、3本、2本 |
| 使用糸駒 | 工業用糸駒、家庭用糸駒 |
| 駆動方法 | フットコントローラーのみ |
| 電気定格 | 100V 95W 50/60hz共用 |
| 使用ライト | 白熱球 100V 15W |
| 大きさ | 幅340mm×奥行280mm×高さ290mm |
| 本体重量 | 7.2kg |
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